【カステラ】運動の前後食にも最適なスイーツ

カステラ[スポーツ食事 行動食 補給食]

プロスポーツ選手が、レースやトレーニングの前後に摂取する、理想的な食品のひとつとして、カステラが活用されています。

スポーツマンにも愛されるカステラ

特に、長時間身体を酷使する耐久系スポーツでは、数々のメダリストが食事調整にカステラを利用しているのは有名な話。

カステラの主な材料である卵には、良質のタンパク質が多く含まれ。また、体内で合成できない必須アミノ酸を含んでおり、最近では、耐久スポーツ系の選手だけでなく、水泳やサッカーの選手も活用しています。

スポーツ選手が競技前に食べるメリットとして、カステラは消化しやすく、栄養バランスも良いことなどから、効率よく栄養補給をしたい場合に、最もすぐれた菓子と言えるのです。

油も乳製品も使わない美容スウィーツ

『上質なカステラの原材料は、新鮮な鶏卵、小麦粉、砂糖のみ。
菓子パンやケーキに多く含まれるバター、ショートニングなどの油脂類は一切使用せず、牛乳さえも入っていません。このように脂肪分を摂取しないので、とってもヘルシーなスウィーツなのです。』

カステラは、食材に玉子を多く使用するため、低価格販売を目的に生産する事がむずかしい菓子です。安い商品の中には、余計な原材料が入っていることも珍しくありません。また、現代女性の嗜好に合わせ、洋菓子に近づけた「カステラ関連製品」には、乳製品がたっぷりと含まれています。

カステラの中でも、安価なものや類似食品には注意しましょう。
美容も考えて、本格カステラの選び方のポイントは?

    カステラ選びのポイント

  • 製品パッケージの原材料名の記載を確認しましょう。
  • 昔ながらのシンプルなカステラが良く、老舗のカステラは食材も上質。
  • 製パンメーカーのカステラは、安価でも安心できるものが多い。


銘菓のカステラ

通販でも購入できる老舗カステラをご紹介。上質なカステラを必要な時に手に入れましょう。

福砂屋


カステラの老舗中の老舗と言えば、創業寛永元年(1624年)から長崎に本店を構える『福砂屋』。
カステラ造りは、卵の手割りに始まり、泡立て、混合、撹拌、釜入れ、焼き上げまで、ひとりの職人が一貫して責任を持って仕上げられていきます。
また、ふっくら、しっとりとした福砂屋独特の食感と、コクのある甘みと風味を生み出すため、ミキサーを使わない職人による熟練の“手わざ”を守り続けています。

松翁軒


カステラの老舗『松翁軒』は、長崎市の本大工町に初代山口屋貞助が店を構え、カステラや砂糖漬けなどの製造を始めました。歴代菓子作り一筋に三百余年を数えます。
パリの大博覧会にカステラを出品して名誉大銀盃を受賞。続いてセントルイス万国大博覧会では、名誉大金牌を受賞。国内外の博覧会等でも高い評価を得ています。

文明堂総本店


文明堂は、明治33年(1900年)に初代中川安五郎が創業。
明治・大正・昭和・平成と、百数年のあいだ一貫して材料の厳しい吟味、製法の研究と、ひたすら品質向上につとめています。
こだわりの食材は、契約農場と共同開発した『南蛮卵』と名づけた卵を使用。天然飼料、ハーブと牧草、高品質なコーンで育てた健康な鶏が産むこの卵は、カステラ本来の色と艶を実現します。他にも厳選された、小麦粉、もち米水飴、ざらめ糖を使用して伝統の製法で仕上げています。

心泉堂


通販でも『幸せの黄色いカステラ』が人気の心泉堂。
素材にこだわりをもち、卵は長崎・雲仙岳のふもとの「舞岳水源」の自然水を飲んで育ったニワトリから。小麦粉は薄力粉の中でも最高級カステラ作りに適した小麦粉を使用。蜂蜜は上品な香りとなめらかな口当たりが特徴の純粋はちみつを使用。
幸せの黄色いカステラ1号は、2008年度モンドセレクション金賞を受賞。

和泉屋


自然豊かな雲仙地区を中心に、県内の契約養鶏場でとれた新鮮な専門卵を使用し、熟練職人の技で焼き上げている。
ふんわりとした食感と美しい色合いを生み出す卵には、長崎県の雲仙地区の契約養鶏場でとれた、弾力のある鶏卵。美味しさの決め手となる甘みには、上白糖、高級水飴、純粋蜂蜜、ザラメ糖の4種類を使用している。